一瞬離された唇。そして放たれた言葉。



それが嫉妬だと思うだけで嬉しくて仕方が無い。


だって、なんだかいつも怒鳴りつけてくる小坂さんがあたしに翻弄されているから。




ギラギラと輝くその瞳に一瞬笑顔で返すとそのままベッドに押し倒された。



そしてあたしは次に来る彼の行動を目を瞑り静かに待った。