「・・・そうだったんだ。でも、診断書が出てるのにプランナーには戻れたんだね」
「それはお前の仕事ぶりをちゃんと伝えたから」
でも、それには瑠夏が作った調査書を利用させてもらったけれど。さすがにそれは言わないけれどあの調査書はちゃんと舞花の仕事ぶりが書かれた完璧な証拠になった。
「そっか、ありがとう」
ほら、やっぱりお前はそう言うんだ。
結局、誰のことも責めない。
勝手に動いた俺に対しても、診断書を使ってでも上の人事を動かしたことも全部俺の勝手なエゴなのに、ありがとうなんて言う。
だから、俺はいつもそれに甘えてしまう。そして舞花が出した最終危険信号も見逃してしまった。
「・・・でも、もうあなたと付き合うつもりはありません。プランナーに戻してくれたことは本当に感謝してます。あたしも直談判するつもりだったので。でも、それだけ。あたしはもうこれ以上傷つきたくない」
「悪かった。約束を守れなかったこと」
謝れば済む。そう思っていた。舞花はいつだってそうだったから。
でも、今回は違った。さっきは見せてくれた笑みが消えうっすらと涙を浮かべて俺を睨みつける。
「それはお前の仕事ぶりをちゃんと伝えたから」
でも、それには瑠夏が作った調査書を利用させてもらったけれど。さすがにそれは言わないけれどあの調査書はちゃんと舞花の仕事ぶりが書かれた完璧な証拠になった。
「そっか、ありがとう」
ほら、やっぱりお前はそう言うんだ。
結局、誰のことも責めない。
勝手に動いた俺に対しても、診断書を使ってでも上の人事を動かしたことも全部俺の勝手なエゴなのに、ありがとうなんて言う。
だから、俺はいつもそれに甘えてしまう。そして舞花が出した最終危険信号も見逃してしまった。
「・・・でも、もうあなたと付き合うつもりはありません。プランナーに戻してくれたことは本当に感謝してます。あたしも直談判するつもりだったので。でも、それだけ。あたしはもうこれ以上傷つきたくない」
「悪かった。約束を守れなかったこと」
謝れば済む。そう思っていた。舞花はいつだってそうだったから。
でも、今回は違った。さっきは見せてくれた笑みが消えうっすらと涙を浮かべて俺を睨みつける。

