駆け引きオフィスラブ〜幼なじみにはカナワナイ?〜

でも、結局俺は神戸への異動がなくなり、代わりに舞花が異動することになったのでそのまま俺が決まっていた家に若干無理やり住まわせた。



でもみづえおばさん頼んでもいないことまでしていたみたいで俺はそれがバレないかハラハラしていた。



「じゃあ、戸田さんのあの話も・・・」



「ガンの話?それは本当だ。だからこそ一人ぼっちだった自分の話し相手ができると俺が来ることを楽しみにしていた。でも、今となっては俺より舞花が隣に住んで話し相手や自分の作ったものを美味しそうに食べてくれる姿を見て毎日幸せだと言っていた。おばさん、娘が欲しかったみたいだしな」



「・・・そっか。なら良かった。あてしでも役に立ってたんだ」