約束の時間が来ても湊からの連絡はない。みんながそこに向かおうとするのにあたしの足はそこで立ち止まったまま。
手を繋いで幸せそうに歩くカップルも幼稚園くらいの子の手を引いて歩く家族連れも、ワイワイと騒ぎながら浴衣姿ではしゃぐ女子高生もみんな笑顔。
でも、あたしは一人そこでただ湊を待っていた。
花火の音が聞こえる。大きな音。花火大会が始まった。
それとともにあたしが力強く握っていた携帯が震えた。表示されていた名前は・・・小坂湊。
でもそれを耳に当てて聞こえてきた声はあたしの全てを・・・壊した。
手を繋いで幸せそうに歩くカップルも幼稚園くらいの子の手を引いて歩く家族連れも、ワイワイと騒ぎながら浴衣姿ではしゃぐ女子高生もみんな笑顔。
でも、あたしは一人そこでただ湊を待っていた。
花火の音が聞こえる。大きな音。花火大会が始まった。
それとともにあたしが力強く握っていた携帯が震えた。表示されていた名前は・・・小坂湊。
でもそれを耳に当てて聞こえてきた声はあたしの全てを・・・壊した。

