今日は感傷的になり過ぎたかな。仕事を終えてようやくたどり着いた家。本当、ちゃんと眠れたのはいつだろ。
体だけがしんどいならまだどうにかできる。でも、心までボロボロになりそうな時はどうしたらいいのかな。
玄関の鍵を開けて中に入ろうとして瞬間、今まで壊れていたかのように鳴らなかった携帯が震えた。
カバンの中から取り出そう。そこまでは覚えてる。でも・・・次にあたしが目を覚ましたのは見たこともない場所だった。
「あーっ良かった。気がついたんやね」
そう言ったのはお隣の戸田さん。少し首を動かして周りを見ると左腕に違和感。
あっ、点滴。白い天井、消毒液の独特のニオイ。ここは病院か。
体だけがしんどいならまだどうにかできる。でも、心までボロボロになりそうな時はどうしたらいいのかな。
玄関の鍵を開けて中に入ろうとして瞬間、今まで壊れていたかのように鳴らなかった携帯が震えた。
カバンの中から取り出そう。そこまでは覚えてる。でも・・・次にあたしが目を覚ましたのは見たこともない場所だった。
「あーっ良かった。気がついたんやね」
そう言ったのはお隣の戸田さん。少し首を動かして周りを見ると左腕に違和感。
あっ、点滴。白い天井、消毒液の独特のニオイ。ここは病院か。
