駆け引きオフィスラブ〜幼なじみにはカナワナイ?〜

宮部さんはいつもニコニコしていて可愛らしい雰囲気でいつもあたしを気にかけてくれる。



「ありがとう。ちょっと疲れたかな」



「無理しないで少しは休んでくださいね」



笑顔でファイルを抱えて事務所に戻っていく彼女を見てはまたため息。



羨ましいなんて思っちゃいけない。ここで挙げる挙式の第一号の新郎新婦は彼女が担当する。



こんなとこで妬みなんていい加減にしなきゃ。あの子はすごくよくやってくれる。あたしよりもきっといいプランナーなんだ。



あたしに課せられたのはチーフマネージャー。



もう、プランナーに戻ることは・・・ない。