気持ちを伝えて5分。それでもあたしの気持ちは揺らぐことはなかった。



「・・・はい。あたし、小坂さんについて行きます。神戸に行きます」



このまま全てがうまくいくと思っていた。西海さんと離れてあたしたちは神戸で愛を育む。



でも、それがいとも簡単に崩されるなんてあたしも小坂さんも全然考えていなくて・・・





今はただ燃えたぎるお互いの強い気持ちをぶつけるように抱きしめあって、何度もキスを交わした。