駆け引きオフィスラブ〜幼なじみにはカナワナイ?〜

「あーっ!!スケッチ。こんなことしてる場合じゃないですよ。今日までしかいられないのに早く書いてください」



余韻に浸っていたのに鳥の鳴き声で我に返る。そうだよ!こんなことしてる場合じゃない。


ここに来たのは栞さんのためのスケッチをするためであって・・・



「こんなこと?お前、俺にそんなに虐められたいの?だいたい、俺を誰だと思ってんだよ。昨日のうちにある程度は出来てんだよ。誰かさんが散々人の連絡を無視しやがってる間にな」



「えっ?じ、じゃあ今日はここに来なくても・・・」