今日も ハイドさんが来てくれた。

また 沢山 購入して貰いました! 毎度で~す。

そのあとは2時半過ぎまでお客さんは途絶えず…… 残り5袋の所で、お客さんも落ち着いたから閉店。

片付けを、進めながら ドーナツを2つボックスにしまい、3袋ジェードに渡す。



「ありがとう。 はい ドーナツどうぞ。バイト代後で渡すね!ちょっと 待ってて!!」



と言って ボックスの魔方陣入りの ポーチに 全部しまっていく。



ジェード
「お疲れさん。すごい人気だなぁ ……… クタクタだ…もう少し楽かと思ってた … 。」



「本当に ありがとう。助かったよ!」



ジェード
「こんなに忙しいのに 寝坊してごめんな!!」



「いいよ!ちゃんと 来てくれたんだから 気にしないで。あっ でも、これから お城の仕事するんでしょ? その時は気をつけたほうがいいよ 。あっ はい、バイト代。」




ボックスから 出して 渡す。


ジェード
「ありがとう。明日も手伝い出来たら 良かったんだけど …… ごめんな 。また手伝える事あったら 遠慮無く 言ってくれよ。じゃあまた」




手をお城のほうへ帰ってく !!

さて サラさん のことに行こうかな!

屋台も 明日までだから…明後日から どうしようかな?





うーん…… まっいいか 明日 考えよう!




「こんにちは!いつもの下さい。」


サラ
「あら もう終わったの?早いわね!

今 うちの人が 持ってくるわ。ちょっと待っててねぇ。 」




「サラさん達のおかげです。試食 置いてもらってるから!繁盛してます。

本当に ありがとうございます。」





サラ
「あら。そんなことないわよ! ドーナツが 美味しいからよ♪」





「なんかそう言ってもらえると 嬉しいです。やっとこの国の人に、認めてもらえた気がします。お城では、全然だったし…… 名誉挽回できてます? 」




サラ
「 フフフ 。 挽回してるわよ。

お城の調理人さん達だけに ドーナツ屋の事教えたのよ。そうしたら、皆 驚いてたけど 凄く喜んでたわ 。それに 心配してたわよ。」




「まだ 気にかけて貰えてるんですね。嬉しいです。」




コロコロ 旦那さんが、持ってきてくれた。




ダン
「明日で 終わりだなぁ… 頑張るんだぞ。」



「ハイ。 ありがとうございます。」



《チリン♪》



サラ
「そうだわ。明後日から どれぐらいドーナツ 販売する?お祭り 終わってからの 予約が もう入ってるのよ。」



「そうですか? 何袋がいいですか? 」




ダン
「そうだな …… 30~50あれば助かる。頼んでいいか? 」


「 はい。分かりました。こちらこそ 宜しくお願いします!あと 明日 ドーナツは何時頃持って来たらいいですか? 明け方とかの方がいいですか? 」



ダン
「 いや うちの店は 素材屋っていっても ゆっくり開店するんだ。明け方はまだ 寝てるよ。
そうだな …… いつも9時過ぎに 配達に行くから 大体 9時頃で いいんじゃないか? 明日は急ぎも無いし 。なぁ?」



サラ
「 …… そうね 。明日は 9時でいいわ 。それに明け方から 仕事してたら倒れるわよ?それに 明後日のは 空間魔法陣も あるから 前日に 受け取っても大丈夫だし …… ともちゃんの 空いてる時に持って来て。」


「 いいんですか? でも出来るだけ朝持って来ますね。用事がある時は前日に持って来ます。」


サラ
「 分かった 。でも あまり無理しない様にね。心配だわ。」


「 はい!」


ダン
「 なんだか心配だな。家で暮らすか。そしたら少しは 安心だろ?」


サラ
「それいいわね!!大歓迎よ。そうだわ!家。の子供に なってくれないかしら ? 」

旦那さん
「 それも いいな。そうするか?」



「えぇ!大丈夫ですよ住む所も決まったんです!私のお父さんとお母さんだと逆に悪い気がしますよ。もし自分でどうしようも無いときはお願いするかも‼」






ボックスに入れてた ドーナツ二袋を渡す。




サラ
「ありがとう。…… 残念 。でも もしもの時は 本当に来てね 。約束よ? これお礼の先払いって事でね!! 」




旦那さん
「先払いか (笑) 。じゃ ドーナツのお礼は言わないぞ!」



凄くいい人達だ 。



「ドーナツは 50袋 納品しますね。お願いします。あっ いつも気にかけてもらって ありがとうございます。 では !! 」


店を出て 城下町のほうへ 向かう。



サラさんの店では……



旦那さん
「あの子は、素直でいい子だな。本気にしてかなったな? お前冗談で言った訳じゃないのにな …… 」




サラ
「……… 本当に 。 … でも これで良かったわ。 … まだ 準備が出来てないもの … 。 それに いい家 見つけたみたいだし ……… そこの方が 安全かも知れないわね 。」





旦那さん
「うちは城から 近いしな…… このままゆっくり暮らせると いいけどな… 。」






ともの向かった方を見ていた。