フローラ
「何いってんのよ …お小遣いとお給料は違うわ!それに悩むところ間違ったら駄目よ。相談して良かったのよ。 …… ハイドさん あの頃から 本当に心配してるもの …… 。」


ライト
「 そうなんだよな … 俺の親のとこにも相談しに来てたらしいしな……でこれは秘密って言ってたけど …

学園で必要な物用意してくれたって言ってたよね?」


「 うん 。そうなの 。学園に行く日の朝に 私の部屋中に 学園長の手紙と置いてあった。」


ライト
「 それガイ先生じゃ無くて ハイドさんが 用意してくれたんだよ。昨日 話した時にも言ってたよね。自分が 入学の手続きしてたら 苦労させなかったのにって。

それに学園に入った後のことも調理長とかに相談してくれてたらしいよ。」




「そんなこと迄してくれてたんだ……知らなかった … ライト ありがとう。

改めて御礼にいかなきゃ

調理長達にも !

お弁当 作ってくれたり残りの材料貰ったりしてたもん。もしかして……残りものじゃ 無かったのかも……… 気づかなかったや …… 。」



ライト
「だから ガイ先生に頼まれてた 神聖文字の解読なんてしなくていいんだよ。結構 無理してやってただろ? 今度 ハイドさんに お礼言いに行こう。」


「 うん。 ありがとう。そっか …… 」



ライト
「 フローラが怒ってる原因だけど ……学園行くの楽しそうだったし 安心してたら…ある日を境に帰ってくるとケガしてるしボロボロでさ……魔力も 殆んど残ってない日が続いて… 」


フローラ
「そう それで、おかしいことに気付いて問い詰めたら ……… 学園に通ってる時間にガイ先生に 特訓された後 ギルトのクエストしてたのよ。この子。それも食費が 欲しいって理由だもの。……… あり得ないわよね? 」





「え~ でも それで 早く魔法覚えられたし 外に自由に出れたし先生にも誉められたよ。

そのおかげで貯金も出来るようになったし、

ライトとフローラとも 一緒にご飯食べれるようになったでしょう? 良いことづくめだと思ってんだけど …… 」




フローラ
「そうだけど …… でも キッカケはそれでしょ?あんなボロボロの姿になって迄遣ることじゃ無いわよ。」



ジェードが驚いてる。

カルスさんは何か?考え込んでる?



ジェード
「言えよ!そんなの気づきもしなかった。

城で働いてるって言ってたから …だから フローラ 怒ってるんだ…… ごめん 。」




「大丈夫 !! 材料は調理長達に貰ってたから違うよ。勘違いだから 気にしないで !貯金と演習だよ。」


ジェード
「本当か? ならいいけど 。」


フローラ
「もう 。 …………… バカね。 この子がいつまでも材料貰って来ると思う ??? 分かって無いのね …… 。」