私と彼女と召喚と


~サク side ~

うわぁ 早く 伝えないと 、何で 急なんだよ!



二人の元へ 駆けていき 、声をかける。



「 失礼します! マスター 大変です 。」




シド
「 何かあったのか?」




「 すぐに 大王様が こちらへ 来られるそうです。」

伝えた後 直ぐ ギルドの 扉が開き ……


"ドン "


大王様
「 ホホホ 。お邪魔するぞ 。

珍しいの 。連絡も 入れたのに 、 出迎えも無いが ……… 。 」



伝え終わると 、大王様が 来ちまった ………


早すぎだろう …… マジで ……


取り敢えず 謝らねぇと 。


「 申し訳ありません 。今 お伝えしたところで…… 」


大王様
「そうか そうか 。 誰にでも 失敗はあるしのう 。気にするな。」

失敗なのか ?そうだよな ……… ヤバい………


 …… でも もっと早く連絡してくれよな。




マスターが ため息を つきながら オレを 庇ってくれた。



シド
「それはそれは 申し訳ありません 。 しかし どちらかというと ……… いつも 急なのが悪いんじゃないですかね? 」




ダン
「 そうですよ 。 直接 連絡下されば お出迎えさせて頂けたのに あまり うちの者を 困らせないで下さいよ。」


なに !


いつも そうなのか?



大王様
「 フホォホホホ ~ 本当は お前達に連絡が 届く前に 到着する予定だったんだかのう 。意外と優秀だの。流石 お前達が 鍛えたのだな。」



はぁ? なんだこれ ……… もしかしなくても遊ばれたのか?


なんなんだ この人 ……


大王様って ………



シド
「 それは そうですよ。うちの者は皆優秀ですよ ! そうですよ 誰が 鍛えてると思ってるんですか? 」





大王様
「 ホホホ 。それもそうじゃ。これからも 宮廷とは違って ギルドは 安泰じゃの 。」


シド
「それは それは有難いですお言葉ですね 。宮廷のほうも大丈夫でしょ? 」



えっ 良かったのか ?


と考えていると 肩を 叩かれ

ダン
「 大丈夫だよ。 まぁ あれだ …… 遊ばれたんだよ。お疲れ様さん 。 それより早く 業務終わらせろよ 。」


……………… やっぱり。


ワケわからん。まぁ良いのか これで ?





~ サク side ~