私と彼女と召喚と



~ 大王様 side~


ここ 3週間程 公務を こなして居るが ………

早く アランと アレスが 元気に ならんかの ……。

あれぐらいで 寝込みおって …… まったく ………


それにしても …… 何をしていたんだろうな……

貴族どもが 溜め込んだ 資金を 回収せねば ……… 税も 早く引き下げねば 。


しかし、税が かなり 重くなっているが …… まぁ 民の状況は 悪くは無い 。

ギルドの 働きのおかげであろうな。ウム。




やれやれ …… やることが 沢山有るわい 。


どうしたものかの ………




まぁ ガイやハイドに 任せれば良いか ……… 。


一人 納得し、近くに控えている 執事に 声を かける 。

「 セバスチャン 。これから ギルドに 出掛ける。 準備を頼む 。」


セバスチャン
「 はい 。畏まりました 。」




その頃 ギルドでは …………


ともが 作った物を 見てもらっていた 。



シド
「 流石 。早いね 。十分だよ 。浄化用の魔法具も 文句無しだし …… こっちのも いい出来だし 、なぁ ?」


ダン
「 だな 。でも 一応 お伺い立ててみ無いとな 。 浄化用のは 続けて 作成してもらって 此方は 預かってもいいか?」


「 本当ですか ! 勿論 このまま置いて行きます。じゃ お願いします 。改善する事あったら 教えて下さいね! 」


ダン
「 あぁ 、分かった 。頼むな 。 でも 無理しなくていいからな 。」



シド
「 そうそう 。魔力切れなんて 駄目だよ。」


ダン
「 そうだぞ! でも …… そうなったら うちで 看病してやるから 安心していいぞ。」


二人とも 心配してくれて …… 嬉しいかも 。


「 はい 。無理はしないですよ!勿論 困った事 出来たら 助けて欲しいですけど …… 。 その時は お願いします。じゃ また明日来ますね。 」


二人が 頷いてくれたので 、ギルドを 出ようと 扉に手をかけると 反対側から

" ドン "


っと勢いよく 開き 、人が入ってくる。


サク
「 あっ 悪い 。」


「 こちらこそ ごめんなさい 。」


サク
「 じゃ 。 あっ 今日 よろしくな ! 大勢で悪いけど 早めに行くから !」


「 はい 。待ってます。」


サク
「 おう。 」

急いで いるようで 慌ただしく 二人の所へ 行ってしまった。


なんかあったのかな…

まぁ 買い物に行こう 。

お店へ 向かう。