ダン
「 だな ……… 。すぐ 用意するわ 。 水晶のも浄化の魔法なら 神官や救世主でも込められるだろう 。 だがともに全部任せるのは 相当負担になるよな。 」


ハイド
「 それなら 職人に依頼すればいいのではないかな ……… 。 ドワーフや エルフに頼んでも いいんじゃないか ? 」

シド
「 そうだね 。 でも ……… そんなに予算出るかな ?」

ガイ先生 以外は無理と感じたようで ……… 無言になる 。


ガイ
「んっ ? 何を言っておる 。 全部出させればよい 。 仕方ない …… 私が話をつけて来よう 。 」


ハイド
「 ガイさん …… 。 なんとかなりますか? 」


ダン
「 すみません 。 ついでに 息子の方も そろそろお灸据えるの お願い出来ませんか? 実は 最近 大きな後ろ楯が動いてくれそうなんで …… ガイさんが 動く時に連絡するように言われてるんですよ 。 」

ニヤッと 笑いながら提案する 。

ハイドさんは 、 驚いているようで

ハイド
「 えっ いつ そんな話になったの ?」

シドさんが 少し離れた所で 小声で説明し始める 。




ガイ
「 ほぉ 。 あの方か …… そうだな 。 息子は その方が 自分を省みるだろうな 。 それに 精神崩壊されても困るでな 。」

こちらも 顎髭を 触りながら 話す。


ライトは、話が 通じているみたいだけど ……


なんの話ですか?

ガイ先生関係だと凄く怖い事になりそうなんですけど…

ライトが気づいてくれ 、小声で

「 心配しなくていいよ 。大丈夫だよ 。」

頭を 縦に動かす。


意味は 分からないけど 、ライトがそう言うなら大丈夫だよね ?

その中 、 話しは進んでいく 。

ハイドさんに 説明が終わったのか 、 シドさんがこちらに 来た 。

シド
「 じゃ 今日 報告に行った方がいいよな ? ついでにインクも用意できるし 。」


ダン
「 そうだな …… 行くか 。 ライトと ともはいいぞ 。 あと 試作品は預かるからな 。 ありがとうな 。助かったぞ 。 」

私の頭を笑いながら 、トンっと 優しく触る 。

「 はい 。 こちらこそ 色々 ありがとうございます 。」



シド
「 じゃあ、準備してくる 。 ガイさん 先方次第ですけど 、 いつでも行けるようにお願いしますよ 。 じゃ 解散ってことで 。」


ガイ
「 心配ない 。心得ておる 。十中八九 …… 明日だろうな 。 では、私も今日は失礼する 。」


シド
「 俺も 準備 してくるわ 。 あっ ともちゃん 。この 試作品1号 ってやつ作ってもらえるかな ? 」


「 はい 。 もちろんです 。 どれぐらい 必要ですか?」


シド
「 出来るだけ 沢山欲しいかな 。生活に水は欠かせ無いから…… 依頼書 ルナに渡しとくから 受け取っといてね 。じゃ よろしく 。 ライトも お疲れ ! あと 頼んだよ 。」


3人とも 部屋を 後にした 。



ハイド
「 皆 忙しいな …… 。さぁ 下に行こう 。」

ライト
「 本当ですね 。二人とも 準備万端ですよね …… 。怖いっすよ 。」


私は 二人の 話にも ついていけない ………


ハイド
「 あっ ともちゃん 。 あの3人を敵に回しちゃ いかんって話だよ 。まぁ 君なら大丈夫だ 。 案ずる事は 無いよ 。」


ライト
「 そうそう 。大丈夫だよ 。ハハ ! 」