~ その頃 ~

あれから ともの 様子を ちょくちょく 見ているが 、良く寝ている 。


自分も 下の ソファーで 寛いでいるところだ。

本当に ともには 自分の 身体を大切にするように 言い聞かせないとと 反省しているところだ …… 。

あんな目を 見てしまったから …… 止めようと 思っていたのに 、止められなかった 。



あぁぁぁぁぁ ………

でも オレが 居るときで 良かった 。

それも 付け加えておこう 。



" トントントン "


.ライト
「 はい 。 今 開けます 。」


玄関へ 行き 扉を 開けると ダンさんと シドさんが それぞれ 夫婦で 来てくれていた 。



ダン
「 遅くなって 悪かったな 。 様子 どうだ ?」


ライト
「 変わりは無いです 。まだ 目を覚ましません ……。」


サラ
「 そうなの 。じゃあ 私達 上見てくるわ 。」


サラさんと ルナさんが 上へ 上がって行く 。


シド
「 お疲れさん 。飯 持って来たから 皆で食べよう! 」


ライト
「 はい 。あっ そういえば さっき 保存棚見たら 昨日 ともが 作った カレーが 残ってましたよ 。それも 出していいですか?」



ダン
「 おぉ 。食べたい 。頼むな。」


シドさんは、 酒場から 持って来た 料理をテーブルに 並べて行く 。

ダンさんは 飲み物の 準備してくれていた



オレは、 保存棚から ご飯と カレーを 出す 。

この棚 便利だな …… 時間止まってるから 温めなおししなくても 大丈夫そうだ 。

5枚の皿に 盛りつけて 並べる 。


準備終わると サラさん達が降りて来た 。


ルナ
「 準備してくれたの ? ありがとう 。カレーがあるじゃない 。 嬉しいわ 。」


サラ
「 ともちゃん 大丈夫そうだわ 。明日は 起き上がれないけどね 。ドーナツ屋さんは 3日休業しましょう 。お腹 空いたわ 。」


二人とも 席につく 。

シド
「 じゃ 食べながら話すか 。」


ライト
「 そうですね 。 沢山 持って来てくれたんですね 。ありがとうございます 。いただきます 。」

皆 食べ始める 。

ダン
「 そう言えば 聞いたぞ 。ガイ先生に 報酬のこと 交渉してくれたんだって ?」


ライト
「 何で 知ってるんですか ? ガイ先生が 言ったんですか? 」


シド
「 そう 。あり得ないよな ……… で 魔法石だけだったの ?」


ライト
「 いや …… あと 魔方陣用の インクとかって 言ってたんで 、 余計なお世話とは 思ったんですけど …… 」


ルナさん
「 良く 言ったわよ 。 あの人は そういうことに 無頓着だから 。気づかなかったのね。」


ライト
「 ともは、 自分が凄い事してるって 自覚無いみたいで …… 気づいてませんでしたけどね 。」

サラ
「 フフフ 。 想像出来るわね 。」


ダン
「 だろうな …… 。 あっ あと あれだ 。今度 魔法具の依頼 するから困ってたら 頼むな。」


ライト
「魔法具って 何の依頼ですか?」


シド
「 浄化のやつだよ 。やる気の無い救世主を 待てない状況なんだよね~ 。 でも ともちゃんに浄化してもらうのも 難しい …… で 魔法具を作ってもらおう って事だよ。」


ライト
「 あぁ ……… そうですね 。海岸の方も あれだけ 浸食されてるとは 思いませんでしたよ。森の もっと ヤバいですよね 。でも 出来るんですかね?」


シド
「 ともちゃん次第だよ。先生は 出来るような感じだったけど ……… 。 作ってもらわないと 大変な事に なるだろうし …… 。」



ダン
「 今日 ギルドでも 報告があってな 。出来れば 魔法具 完成させて欲しいんだよ。だから 無理させないように 見張っててくれよ 。 頼むな。」


ライト
「 分かりました 。任せて下さい 。」


やはり ともに 負担が増えるな ……… 。


なんか 納得出来ないけど 、 仕方ないんだろうな …… 。


取り敢えず 俺の出来ること やるしか無いな 。






~ライトsideend~