「 うん 。 あの それ って 買い取り出来ますか?」


聞くと 二人は 目を丸くし 笑い出す。

お店の旦那さん
「 ハハハ 何 言ってだよ。それは 食えないぞ。」

お店の奥さん
「フフフ そんな事は お客さんなんだから 気を使わなくていいのよ。」


二人とも 同じようにして 言ってくれる 。


「 えっ ……… でも それ 食べられますよ 。見せてもらってもいいですか? 」


奥さんが 網を広げて 見せてくれる

ライト
「 これ食べれるの ? 欲しいってことは 美味しいの ? 本当 ?」


ライトもびっくりしてる 。


「 うん 大丈夫だよ 。 美味しいよ。 もし 良かったら 作ってみようか?」


お店の奥さんと 旦那さんも 怪訝な 目をしているので 、提案してみる 。


ライト
「いいの? じゃ ダンさんに 連絡してみるていい ? これも 美味しかったら レシピ 販売出来るし …… 魔獣の事も 報告したいから 。」


「 ありがとう 。そうだね 。」


お店の奥さん
「 もし それが 本当なら …… うちも 食べさせてもらえるかい? 調理する場所は うちを 使ってくれて 構わないし 魚も あげるから 。」


「 いいんですか? うわっ 助かります。勿論 試食もしてもらう 予定だったんで 。」


お店の奥さん
「 じゃ こっちに 来ておくれ 。ここのは 少しち小さいんだけれど …… 大丈夫かい?」


案内された 場所は、 キッチンで こじんまりしては いるけど 十分だったので 、


「 ありがとうございます 。 使わせて頂きます 。」

お店の奥さん
「 なら 良かった 。手伝う事 あったら 言って頂戴 。有るものは 何でも 使って良いから 。」


そう言って 、奥さんは 戻っていった 。


「 さて 何 作ろうかな 。海老フライ かな?でも イカもあるから 天ぷら? 他は何が あったかな? ……… ゴソゴソ ……… タコと ワカメが ある!



タコとワカメの 酢の物 …… 食べたい 。きゅうり あったかな? 」


ボックスの 中を 見てみる 。

一本だけ 入ってる!


後は ……… イカリングと 海老フライで いいや♪


料理を 開始する。