「あの これ食後のデザートにでも出して下さい 」


2つのバットを取り出す…

ルナ
「ありがとう……これ 新商品よね? でもどう盛り付けようかしら?」


厨房に一緒向かう。


ルナ
「どんな器がいいかしら?」


「なんでも大丈夫ですよ。ワイングラスでも大丈夫ですよ 。後は小さめの果物用の透明なお皿の方がいいと思いますけど、白いお皿でも大丈夫です。 」


そう言うと、厨房の人が動き持って来てくれる。

厨房の人
「どうぞ。透明のお皿もあります。」


「お忙しいのにありがとうございます。 良かったら味見してもらえませんか?

もちろん、ルナさんも!」


ルナ
「勿論よ。」




厨房の人も笑っている 。

皿を2枚取り両方のゼリーを半分ずつ盛りつける 。二人に渡して、

「フルーツゼリーとワインゼリーです。冷たい方が美味しいですよ。」


二人とも食べはじめる 。


ルナ
「あっさりしてて美味しい。うんツルツル入っていくわ。」



厨房の人
「フルーツのもいいが、ワインの方が好きだな。」




「良かった。サラさんが体調悪いって聞いて作ってみたんです。サラさん食べれるといいんですけど…。」


ルナ
「あれは只の二日酔いよ。でもそれ聞いたら喜ぶはず 。

盛付けお願いねぇ。保存棚あるからそのまま運ばせるわ。」


「はい。今日は 何人ぐらいの予定ですか?」


ルナ
「そうね。20位だったはずよ。」


ルナさんは酒場の方へ戻って行く。



「すみません。じゃお皿とグラス20ずつお借りします。」



厨房の人
「あるのはなんでも使ってくれ。それにしてもお嬢ちゃん凄いね。オレはシリウスって呼んでくれ。」


話をしながら盛付けていく 。

シドさんの弟さんで シリウスさんは料理が好きで ここの酒場をシリウスさんが任されてるんだって。

ギルトの方はシドさんが…凄い!


盛付けが終ると保存棚に置いていく。


「ありがとうございます。お料理楽しみにしてます。私にも今度教えて下さい。」


シリウス
「任せとけ。オレにも今度食べさせてくれよ。皆美味しいって評価だからな。」



「いえいえ。楽しみにしてますね。」


約束をして、酒場の方へいく。


サラ
「ともちゃん ありがとう。私の為に作ってくれてありがとう。今すぐ食べたいけど 食後の楽しみにとっておくわ 。さぁ個々に座って。」



「はい。」


席に座ると隣のテーブルにライトとフローラそしてカルスとジェードがいた。皆に手を振る。

みんな返してくれた。ちょっと離れて寂しいかな。


他にもリサさん サムさん ハイドさん そしてガイ先生もいるんですけど…。


数人だけど知らない人もいた。


サラ
「集まって貰いありがとうございます。今日は報告会をしたいと思います。


まずは来月の中旬にレシピを販売 することになりました 。そこでこの メンバーに試食用の料理を作るのを手伝って貰いたいです。

ともちゃんだけでは大変なので。

まぁシリウスも手伝ってくれるそうだから。大丈夫だと思うんだけどね。」


ダン
「販売はシドとルナにもお願いしたい。よろしくな」


シドさんとルナさんが手を上げる。


それから、ソースとケチャップは ここから歩いて 3日かかるサムさんの故郷のガーナ村で作る事になった。


少し南で野菜は沢山の採れるんだって!!

トマトが名産。

でもあまり豊かではないから 若者が村を残れないそうで…寂しいよね。

製造の話を聞いたサムさんが ガーナ村を紹介してくれたって。

村長さんがすぐ了承してくれたそうです。

話がどんどん進んでいく。


ダン
「あとは料理でもしながらにしょう。」

ルナさんが頷く すぐに料理が運ばれて来る。みんな それぞれで食べたり飲んだりし始めた。


サラ
「成功させましょう!美味しいから絶対成功すると思うの」


「そんなお二人のおかげです。でも それでお二人が忙しくなるのは申し訳ないような気分になります。」



サラ
「あら 大丈夫よ。これが成功したら人を雇う積もりなの。」



ダン
「そうだ。服の事も聞いしな。サラが気に入ってるし 俺にも見せてくれよ。」


「はい。今日は 持って来てないんです。明日見てもらえますか? 」





ダン
「分かった。明日待ってるよ。」


「はい。でも私では作れそうにない服の方が多くて… 。仕立屋さんとかにお願い出来ないですかね?」



サラ
「そうね…とりあえず絵を書いてくれないかしら?それで考えましょう。」


「はい。」


紙とペンを出しスーツを書いてみる。


「私がシンプルな方が好きなので こちらの方には物足りないかも知れないですけど。」


サラ
「そうね…でも面白いわね。他には?」


次は、Yシャツを書いてみる。

「これはスーツの下に着るんですけど どうですか?」


サラ
「これは、来てる人もいるわね。」


「そうなんですか!色や柄が入ってるのもありますか?T私の所ではシャツ来て上から羽織ってたりしたんです。でも…こちらでは女の方はあんまり着てないですよね…」



サラ
「そうね。これならダンも持ってるから見てみる?色は色んなものがあるけど 柄柄ついてるのは見たことが無いわ。」


「そっか:…こちらの服も見てみたいのでお願いしてもいいですか?」



サラ
「明日用意しておくわね。」