「おはようございます 。お待たせしてすみません」


ダン
「大丈夫だ。うちが早く仕事が終わっただけから。あとドーナツ持って来てくれたか?

もう予約入ってな いつも悪いな」



ポーチから出して渡す 。



「嬉しいです。予約してくれる人もいるんですね?」




隣のサラさんに ドーナツ代をもらった。

サラ
「はい。代金ね!うちの 人気商品なのよ! 配達お願いね 。気をつけてよ。」


ダン
「あぁ 行ってくる。そっちの方が大変だろうけど頼んだぞ。早く帰って来るようにするわ。」




「「 行ってらっしゃい 」」


ダンさんが店を出て行く。




サラ
「そこのテーブルで話しましょう。どうぞ まずはじめにありがとう。決めてくれて本当に良かったわ。」



「こちらこそありがとうございます。少しですがレシピ 書いて来ました。見て下さい」


昨日 用意したレシピを サラさんの前に出す。


「ドーナツ、プリン、カレーとホットドッグと調味料です。

ソースとケチャップは時間と手間がかかるので、一般向けでは ないですけど…使えるので 便利と思うんですよ。」


サラ
「凄い 綺麗に書いてある 。このまま印刷してもいいわね。うんソースとケチャップか… そうね 時間がかかるのね 。」


「もし、サラさん達が気に入ってくれて販売出来そうなら… 近くの貧しい村とか 町で製造出来ないでしょうか?」



サラ
「いいんじゃないかしら?商品はどういうのかしら?」


「私が作ったのは少しずつですけど持って来ました。これです。」


サラさんに渡して、味を見てもらう。



サラ
「ともちゃんの料理に使ってるのよね?… そうね いい案だと思うわ。それに 実際 貧しい村もあるから いい考えだと思う。 それなら色々調べことも出てくるわね。そこは任せて頂戴 。」



「ありがとうございます。お願いします。あとホットドッグも食べて下さい。これにケチャップ使ってるんです。」


ソーセージを出して渡す。


サラ
「いただきます。これ お肉なのかしら?美味しい!!」


試食中に ソーセージの事を説明する 。

家の近くのお肉屋さんが作った事と私の世界では 、皆 食べてて ポピュラーな食材で よく使っていたことなど …… 。

作り方は 、肉を 刻んで腸詰めにして湯がく事を伝えた 。





サラ
「美味しいわ 。早速 そこの肉屋と連絡とるわ!ともちゃんの名前出すけどゴメンね 。

でも…レシピはケチャップ出来てからね。」


「ありがとうございます 。良かった !!」


サラ
「ソースもマヨネーズも いい味だわ。

この前のサラダは マヨネーズ使ってるのよね?今回は あのレシピに変更ね。うん、よし。


あとこの ホットドッグ 全部もらっていい ?

ダンにも食べさせたい。喜ぶと思うの。」



「どうぞ、是非ダンさんと召し上がって下さい 。

じゃ ポテトサラダのレシピ書きますね 。




あとカレー なんですけど 、去年の 11月頃 そこの広場の露天で買ったんです 。

サラさん知りませんか?

異国の人のだったんですけど… 」



サラ
「もちろん 知ってるわよ 。前回 始めての沢山買ってもらったって喜んでたのよ…まさか ともちゃんだったとは思わなかったけど…。 すぐ連絡してみるわ。スパイス沢山使うからレシピとセット販売で行けるわ。

うん。これなら来月にも販売出来るわ。」



「本当ですか?ライトもそう言ってました。じゃその時は、試食用意しますね 。あった方が、味とか香りで分かりやすいですもんね ?

日時が決まったら教えて下さい。」


サラ
「試食ね…そうね ドーナツのとき勿体ないって思ったけど…あれは効果があったわ。

でも大変だからギルトで作って皆に手伝ってもらいましょ」


返事をして、ポテトサラダのレシピを完成させる。


サラ
「もう これで終わり。 早すぎ… ともちゃんの準備完璧だもの。これから毎日打ち合わせしよう!と思ってたのに !
でも まだまだレシピあるでしょ。ともちゃんのペースでいいから少しずつでも持って来てね。」



「はい。お願いします。

後 これなんですけど、見てもらってもいいですか?ライトがサラさんに意見聞いた方がいいって言ってたんですけど。」


昨日 作った服を出して見せる。


サラ
「変わった洋服ね 。どうしたの?」


「私が自分用に作ったんです。ここで着ても大丈夫ですかね?やっぱり変ですかね?」




サラ
「凄いじゃない!!」

昨日あった事を サラさんに話して行く 。

サラさんは気になるみたいで … 試着したり、観察している 。




サラさん
「 リサがねぇ~! あれ集めるのに私も付き合わされたわよ! でも ともちゃんが使かってくれれば私の苦労も報われるわ。

リサも喜んでるわよ。

ともちゃんが着たい服なら販売した方が普段でも着易くなるものね…作りも私は好きよ。」




「ありがとうございます。時間かかると思うんですけど いいですか?」


サラ
「もちろん ゆっくりでいいのよ 。あっでも洋服の事はドーナツのレシピ販売開始してからにしましょう。

ともちゃんが 忙しく成りすぎると私が困るわ。」



「良かった。。それなら ガイ先生からの依頼も出来ます!!」



サラ
「 そうよね。 最近忙しそうだもの 。

フローラも毎日行ってるみたいだしともちゃんの作るの 美味しいの分かるけど… そうだわ。明日時間ある? 夜 一緒に食べに行きましょう。」


「はい!行きたいです! ! 」


サラ
「あら 嬉しい。じゃあ ここに7時ね。

でも …レシピの話もしたいし … そうね 皆誘うわ。人数多いからギルト貸しきりね!


ギルトに7時に来て欲しいわ。いいかしら?」



「はい。よろしくお願いします。楽しみしてますね。また 明日 朝来ますね。 」


そう言い お店を後にする 。