「えー?そうなの?」

「なっ!才華」

「うん……」


こっち見ないでー

今、顔真っ赤だから……

絶対……


「じゃあ、ちょっと休憩するか!」

「お昼食べ行こうよ!」

「そうだな」

ということで、午後1時だったけれど、

あたしの家から数分で着く、レストランにやってきた。



「何食べる?」

「俺はねーハンバーグかな~」

「じゃあ私もそうしようかな~」

「じゃああたしも……」

「オッケー決まりだね?」


亜澄がボタンで店員を呼び、注文してくれた。


「あぁー!才華先輩じゃないっすかー」


この男の子なのに甲高い声は美咲君だな……


「美咲君……」

「あれ?初めて見る顔だ~」

「あっ、私の事?私は中本亜澄」

「中本先輩っすね~?」

あれ?