いつも以上に真剣な美咲君が、 素敵に見えた。 「ありがとう。 うん。心の友になって、あたしと。」 「本当すか??」 「当たり前じゃない!あたしも。 美咲君が笑ってくれていれば幸せなんだよ?」 あたしが、そう言うと美咲君は 屋上から見える景色を見ながら叫んだ。 「俺、先輩が世界一好きです!! だから、 才華先輩、幸せになってください!!」 とても元気な本当の笑顔で……。