「才華ー!!どうしたの?ぼーっとして!」


「え?そんなことは……」


「なんかあったの?聞こうか?」


亜澄……

言えないよ……


「ううん!大丈夫!!」


『啓人に気持ち伝えた方がいいのかななんて考えてる』

なんて

言えるわけがない!!!


「そ?ていうか、もう4時限目だよ?体育!」


「え!?マジ!?」

「うん」


そんなに時間が経ってたんだ……


気づかなかった……



「更衣室行こう!」

「そうだね!」


あたしと亜澄は女子更衣室に向かった。