毎日お見舞いに来てた、啓人くらい? 「ごめん……記憶に……ない……」 「ひっでーよ!才華先輩!僕の母親入院してて、 お見舞いに行ってた時才華先輩に会ったんすよ?」 ていうか、よくそのころのあたしが今のあたしだって 分かったよね…… そこに驚くんだけど…… 「そうなんだ……ごめんね…覚えて無くて……」 「いいっすよ?ここで出会えたんで!」 なんかこの子の笑顔引き込まれる…… 「仲良くしましょ!才華先輩っ!!」