ーーーーー......




「 ....亜....憐....? 」




あたしのお腹にはカッターが突き刺さっていて、生温くて赤い液体が溢れていた。






「 冬.... 」


ーー無事で...よかった...





あたしはその場に倒れこんで
そのまま意識を手放した。



「 亜憐....?おい...しっかりしろ!!! 」



「 王子....王子...王子.....」