「 ほら、あそこ光みえるだろ? 」 「 あ、うん 」 「 そこ行けば、すぐ街に出れる 」 「 ふぅ~ん、あんた行かないの 」 「 え?俺の心配してくれてんの? 」 わずかな光でみえた彼があたしの顔を覗き込んでいることを 「 してない。離れて気持ち悪い」 「 口悪りぃお人形さんだな 」 ははっと笑う彼はどこか悲しそうで 気のせいだと思うが。