「 そ..っか 」 冬麻はずっとあわせていた視線をそらし 上をむき空をみる。 「 この空はどこまでも続いている。どこにいてもおんなじ空の下。 」 「 ? 」 「 たとえ、離れても、な 」 冬麻の顔が今にも涙がでそうなほど切ない。 「 どうしたの? 」 なんで、そんな顔をするの?