「どういう意味よそれ?」

「………いや・・・と、言うことは今日はカミレンロボではなく、カミレディロボで戦うということなのか?」

「そうよ・・・何か文句でもあるの?」

 レッドの質問に答えるピンク。いったい何の話だというのか?

「い、いや・・・この際どちらでも構わない。このような非道な敵に対して情けなど無用!!」

 非道って・・・将棋の勝負を無効にされただけやン・・・。

「あ、そう・・・それじゃあ、ちょっと待っててね・・・。」

 立ち去るピンク。

 まぁ、大体予想はできるけど・・・アレ、AT車だよな・・・どうやって変形するんだろう?

「ゴメンネ、ブランコちゃん。ずっとこちらの方で話してて・・・。」

 敵に話しかける恵、改めブラック。

「いや・・・別に構わないよ・・・。」

「なぁ、実くん・・・さっきの質問に似ているけど・・・俺たちってどうしてもワイルダーと戦わなくちゃいけないのかなぁ?和解できると思っているの俺だけ?」

「私に聞かないでくださいよ・・・。」

『変形!!カミレディロボ。Are you lady?』

 ピンクの声がエコーつきで響く。

『Я!!(ヤー!!)』

 機会音が響く。そして、どこからか聞こえる、謎の音楽・・・。

「一応・・・カミレディロボは、BGMつきなんです・・・。」

 ナンで!?