「勇磨も俺も知らない
悠ならリーダーなんだから知らないのか?」




「まったくだよ
でも、社長はサプライズが好きみたいで困る……」




「なぁ悠あれ」



波留が耳元で何かを言う



「そうみたいだな、
あんな顔立ちのそうそういない」

いきなり後ろにいたのはマネージャー




「いきなり出てくるから焦るじゃん
おれは認めないよ
波留と悠が認めてもだ」

勇磨はニヤリと笑って言った




「俺らが認めるわけねーだろ
考えてもみろ、悠のことばらされてみろ、そんな危険なこと出来るかよ」



「でも……社長は気に入ってるみたいだね……