「夜になってきたねー。」

「そやねー。ももそろそろテンション上がってくる頃ちゃうん?」

「うん。そやけどあたし変態やからテンション上がったら何するかわからへんから抑える。」

「えー何でや。テンション上げてや。」

「いやや。そんなん。上がったら1人で変な子なるからいやや。絶対にテンション上げへんもん。」

「絶対にテンションあげさせたんねん。てかさ近くにある木の後ろに幽霊立ってたらいいなー。」

「えっ?何で?幽霊怖いからいやや。」

「テレビみてる時に貞子がテレビから出てきたりしたらよくない?」

「えっ?怖いやん。いやや。襲われる。」

「ももの家に貞子が出たら俺呼んでな。貞子にしたい事あるから。」

「貞子に何するんですか?」

「えっ?そんなん。貞子を縛って観察しとくねん。幽霊やからご飯与えんでもいいと思うし。殴ったってピーーーしたっていいやん?」

「あーなるほど。先輩と貞子のやり取りを遠目から見たい。」

「もちろんももも貞子と同じようにするよ?それでもいいの?」

「んーよくないけど見たい。」

「貞子が出てきたらね☆」

「はーい。」