こんなメールしてたら先輩寝落ちしちゃって次の日。
いつもどうり授業受けて、部活して、放課後いつメンで公園に行って皆で遊んでた。
バドミントンしたり、テニスしたり。
あたしは体力が無いのでほぼ見てるだけ。
ただぼーっと見てるのも暇やから滑り台に登って空見たり、みんなが遊んでるのを見たりして過ごそうとしてた。
夕方の滑り台はあたしの特等席。
夕日が綺麗やからいつもケータイのカメラで何枚も写真を撮る。
その特等席に京太先輩が居るの。
いつもならみんなと遊んでいるのに。
「先輩は遊ばないんですか?」
「うん。ももと話したい。」
「そうですか。」
「話したい事は何ですか?」
「ネコの事やねん。」
※ネコとは動物の猫ではなくあだ名です。
「ネコがどうかしたんですか?」
「毎日なメール来るねん。」
「どんな内容なんですか?」
そっから突然先輩の相談にのった。
京太先輩が急に
「俺と話す時は敬語使ったらあかん。部活中は敬語じゃないとあかんけど今みたいな外で遊んでる時はタメな。」
「なんでですか?」
「俺が気遣うから。」
「わかりました。」
「わかりました?」
「あっうん。わかった。」
「それでよし。」