あの後、さんざん泣きまくった私を真城は黙って見守ってくれていた。 「気にすんなって!むしろありがとうな! 付き合ってくれて!」 「ううん……」 ついでに家まで送ってもらった。 暗くて、顔は見えないものの、恥ずかしかった。 人前で…真城の前で泣いてしまうなんて…。 泣く、なんてキャラじゃないのに。