学園キッズ☆★


―――ジリッ


拳を強く握り絞め、高松唯の小さくなった後ろ姿をきつく睨んだ。



何が、ジャンジャン話しかけるから

だよ。


何が、覚悟しといてね?

…………だよ!!!



――――バコッ



と大きな音をたてながら、渚は近くにあったゴミ箱を蹴ったくった。


「ふざけやがって!!」



渚は何度も何度もぼろぼろになるまでゴミ箱を蹴りまくっていた。




どうせあいつも表面だけ。
ウチの事思っているわけがない!!


あんな奴。



絶対信じねぇ。




信じてたまるか!!