「楓、がんばってね~☆
敵はいっぱいいるんだから」






蓮がニコニコしながら話す。






「敵?」







「そう! 恋敵だよ☆」








「俺を誰だと思ってる?
王子だぞ?」








「王子には姫が必要だもんね~☆
お姫様を眠りから解放するのは王子様のキスだし~☆
姫ちゃんに睡眠薬飲ませようか?」







「うっせー。
黙れ、蓮」