キーンコーンカーンコーン.....






「ギリギリセーフ.....」







私は間一髪、セーフになった。







優姫とは同じ班なので席が近い。







優姫が小声で話しかけてきた。







「おいていってごめんね?」







「もう~、なんでおいていったの?」







「だって~、美羅乃ったら王子といい雰囲気だったし、邪魔しちゃ悪いかな~って☆」