「俺は姫が笑顔になってくれれば、それでいい。
たとえ俺が隣じゃなくても」








「さっきと言ってるコト違うくない?」








「俺は、一之瀬より姫を笑顔にできる。
俺はそう考えてるだけ」








............。








「姫、突然ごめんね。
おくってくよ」







「.......いい。」







私はベンチから立ち上がってダッシュで帰った。