【完】あまのじゃく姫と俺様王子








「実は俺、折りたたみ傘持ってんだけど~」







「うそッ!?」







んじゃ、相合傘はムリじゃん.......。








「そんなに悲しそうな顔すんなよ。
冗談だって、バーカ☆」








「私は折りたたみ傘持っててくれたほうがありがたかったし」








「んじゃ、葉っぱの傘でもさがしてこよっかな~」








「え、それはダメ!!!!」








一之瀬楓がニヤリとした笑顔を向けてきた。