隣の席の鈴木君

・・・ホテルに着くころには、

私は疲れ果て、

流石に、デートだと

思ってる場合じゃなくなっていた。


でも・・・


「す、凄い。

鈴木君、このホテルもデートスポットなの?」


私の目の前には、

それはそれは豪華な、

巨大なホテルがそびえ立っていた。



「・・・だな。

ここに書いてあるし・・・

しかも、聞いて驚くなよ?」



「・・・なにを?」



「ここの最上階の、スイートルーム」


「!!!」


私の疲れはどこへやら。

どこかに吹き飛んで、目をキラキラと輝かせていた。


「…疲れてたんじゃなかったのか?」

ちょっと驚き顔で、私を見る鈴木君。