隣の席の鈴木君

無抵抗の私を、

龍之介はいとも簡単に

ソファーに押し倒し、馬乗りに。

・・・怖い。

いくらカッコよくても、

いくらスゴイ小説家でも、

好きでもない男にヤられるなんて、

嬉しいはずなんかない。


こんな事になるなら、

来るんじゃなかった。



…鈴木君、…鈴木君、



私は大きな瞳に、たくさんの涙を貯め、

何度も心の中で鈴木君の名前を呼んでいた。



「聡美ちゃん、好きだよ」


龍之介の甘い言葉も、

ただ気持ち悪いくらいまとわりつくだけ。


間もなくして、

龍之介が私を襲いにかかった。

私は目をギュッとつぶり、

すべてを投げ出していた。

もう、どうにでもなれ・・・