隣の席の鈴木君

・・・結局。

半泣きの私なんかお構いなしに、

部長は私の背中を痛いぐらい、

思いっきり押した。


・・・来てしまった。

・・・やっぱり帰ろうか?

門の前で、そんな事を考えていると、


私の気持ちなんかお構いなしに、

大きな門は開かれた。


「お待ちしておりました西野様」

そう言って安堵の溜息をついたお手伝いさん。


「…あの、千田先生は?

…大丈夫ですか?なんだか顔色が悪いようですけど?」


私の言葉に、

更に大きな溜息をついたお手伝いさん。


「ちょっとお酒を飲み過ぎまして」

「・・・ゲ!・・・失礼」


「いえ・・・

聡美が来るまで酒は止めないぞ!の一点張りで」


…酔っぱらいの相手をしろと?

って言うか、まだ午後4時ですが?