隣の席の鈴木君

「横顔があんまり綺麗だから」

「?!」

その言葉に、ピタッと、

パソコンを打つ手が止まる。


「オレ、男だけど」

「男にしとくのもったいないなあと思って」

そう言ってニコッと満面の笑みを見せると、

鈴木君の口が引きつるのが分かった。

・・・ちょっと面白い。

・・・いや、鈴木君苛めるのって、

凄く面白い。

癖になりそうだ。




「オレで遊んでないで、さっさと仕事しろ」

「は~い」

「・・・」


ちょっとテンションも上がり、

仕事が捗りだしたころ。

部長が私を呼んだ。

「どうしたんですか?」

「何かトラブッたらしい。

今すぐ千田先生の所に行って来い」

「・・・一人で?」

「当たり前だ、鈴木は今、会議中」