隣の席の鈴木君

…気まずい。

非常に気まずい。


私は体半分緊張しすぎて、

仕事に集中できずにいた。

…だって、

昨日、どんな意味で私にキスをしたのか?

ただの冗談のつもりなのか?

それとも、私に好意があってしたのか?



彼氏いない歴そろそろ2年。

男っ気の無くなった私にとっては、

ただのキスもただじゃなくなり、重大なものに

なったりしてるわけで・・・


チラッと、隣の席を盗み見る。


鈴木君は、何事もなかったように、

仕事をこなしている。

なんだかその余裕が、また腹が立って、ムカつく。




「・・・何、ジロジロ見てんの?」

パソコンに向かっているはずの目線。

私がチラ見してる事に、気が付いていた。