隣の席の鈴木君

真っ赤な顔の私の手を引いて、

鈴木君は部屋から連れ出した。



・・・思わず外の夜景に、

目が釘づけになった。


恥ずかしさもどこ吹く風。


一万ドルの夜景とはいかないが、

スイートルームの下の階から見える、

レストランからの夜景は、

本当に綺麗だった。


「気に入った?」

「うん、うん」


「…プッ」

「…笑うな」



「さっきと態度が全然違うから」

「・・・うるさいよ」


「料理は、ホテルからのサービスらしいよ?」

「え、そうなの?」



「料理も最高級のモノを出すから、

宣伝してほしいんだって」

「至れり尽くせり」