「う、うーうん!何でもない!あ、私ちょっと用事あるから先行ってて?」 「俺も行くよー」 「いいから!女の子には知らたくないことだって、あんのよ?」 ぐいぐいと彼氏君の背中を押して無理矢理歩かせる。 すると「分かった」と笑顔を向けて彼氏君は教室へと歩いていく。 「はぁ…‥」 どうしよう‥これ… 画ビョウの入った上履きをジッと見つめる。 心あたりは…もちろんない。