しばらく行くと近くに大きな家が並ぶ住宅街についた。


お金持ち街じゃないここ…。
まさかとは思うけど、この近くに家あるとか言わないわよね?


嫌な予感を感じながら彼氏君についてゆくがまま歩く。


「ついたよ。」


「どこ?」


「ここ。」


彼氏君が指差すその先には、立派な豪邸。


冗談で言ってんの?コイツは。

だってこんな豪邸…○田アキ子じゃないんだから‥。