「あれ……?」

食事を終え、制服に着替えようとしたときだった。

鏡を見ると肩にうっすらとあざのようなものが見える。

「……?」

よく見ると何かの刻印の様に見える。

「何だろ?蚊に刺されたのかな?でもかゆくないし」

不思議に思いつつも制服を着るとそのあざは隠れてしまう。

「あ!もうこんな時間だ!」

ミーナは時計を見て慌てて家を出た。