【完】ヴァンパイアとチョコレート

「んっ……」

ライルの舌が動く度にミーナの体にじわりとした快楽が広がる。

(な、何……?これ……?)

この感覚に身をゆだねてしまいたくなるが、ミーナは理性を保とうとぶんぶんと頭を振った。

「如月……くんっ!
……離してっ……」

血液が逆流しそうな程体が熱くなる。

ミーナは手首を掴んでいたライル必死に振り払った。

「はぁ……はぁ……」

(私……どうしたんだろう……
体が……ヘン……)

部屋には冷房が効いてるのにもかかわらず汗が頬を伝う。

(どうしてこんなに体が熱いの……!?)