興味がなかったわけではなかったけれど
少ないお小遣いをそこで使うと言う考えはなくて

当時クラスの中で出来ていた仲よしグループでも一番地味なところの常連だった。




周りを見れば、髪も弄らない、眼鏡も無難、スカート丈も規定通りの女の子達。




無論私もそれが普通の格好でクラスの中では端っこの存在。

男子からも興味は持って貰えず、どちらかと言うと影口を叩かれやすい立ち位置だった。




そんな中でも私が仲が良かったのはショウコとミサ。


部活が一緒と言うこともあったが休日遊びに行く時は必ずこの三人で今考えれば口では言ってなかったけれど「親友」と言っても良かったと思う。




仲良くなった訳として
私たちが所属していたのはまたまた隅っこで活動を重ねる



書道部。




中学では部活に入らなければならない規則の元、
端っこにある書道部は幽霊部員で溢れかえっていて

部活動の中では1を誇る部員数にも関わらず、本格的に活動するのは私とショウコ、ミサ。そして一つ上の先輩、早坂優介先輩くらい。



早坂先輩は書道部の部長で本格的に書道を習っている人で

私たち3人は先輩に強い憧れをもっていたことを覚えている。





ずっと仲が良かった3人


それが崩れたのはそこにあった。


強い憧れは次第に愛へと変わり、ショウコが早坂先輩に告白する、と宣言してから少しずつギクシャクし始めてきた。


私もミサも早坂先輩に憧れは持っていたけれど特別好きという感情は持ち合わせていなかったし

ショウコが告白すると言ってから応援していた。




けれど、アイドルが結婚するのにちょっとしたジェラシーを感じるように

早坂先輩が誰かのものになってしまうかもしれないという寂しさからだろうか。







とにかく、そのころ子供だった私たち。







早坂先輩が卒業して3年に上がってからはクラスがばらばらになったりと重なり、
私たちは一切会話を途絶えた。


結局、ショウコの告白が成功したかはわからない。聞くのも怖かった。