先輩に、


「返事は分かってる…
私はイイトコないから。」


今思えば、何を言ってほしかったのか分からない。



勝手に指が文字を打っていたから。




すると、



「そんなことない。面白いヤン。
笑顔サイコー。」



これが、本音だったかのか、本音じゃなかったのか、分からないけど、先輩が見ていてくれたのが嬉しかった。



涙が出た。


これは、悔し泣きなんかじゃなくて、嬉しくて泣いた。初めてかもしれない。嬉しくて泣いたのは。