「よかったー、もう犯人、捕まったんだね」 トモアキがほっと息をつく。 だが俺は、逮捕された男が連行される映像を見て、あっと叫んだ。 「トモアキ、この男!」 「え? あっ!」 トモアキも気づいたようだ。 「昨日のあの男だよな?」 「うん……、似てるね」 マスターが聞いてきた。 「昨日の男って?」 「ほら、昨日、校門を飛び越えて行った若い男を見たって、話しただろ? あの男だよ!」 「えぇっ!? 本当か?」