「あ、いや……」 「なんだよ、言えよ」 「あの、ひょっとして、会長が担任にいじめられてたのって、それが原因だったのかなって……?」 トモアキがおずおずと聞くと。 「あぁ。逆恨みだ」 表情を変えずに、会長は答えた。 「はぁあ?」 逆恨みって……。 「なんだよ、それ!」 ムカついて叫んだけれど、教師は、すでにラブホの中。