「それ、いいアイデアかも!」
最初に言ったのは、トモアキだ。
すぐに桃香も続く。
「あのね、これをどうやってこっそり返そうかって、さっきからずーっと考えてたんだけど、
全然いい案が思い浮かばなくて……。
結局、私たちのせいだって、ばれちゃいそうな気がするんだよね。
でも、それだと、こっそり返す意味がないでしょ?
だったら、いっそ、消えてなくなっちゃえばいいのにって、思ってたんだ、今!」
そう言って、桃香はキラキラした目を俺に向ける。
トモアキも、会長も、俺を見てる。
な、なんだよ、おまえら!
「わ、わかったよ!
寄付すりゃいいんだろ!
おまえら、本当にそれでいいんだな?」

