8月の宝探し


「募金にご協力お願いしまーす!」



駅前では、さっきも見たガキどもが、相変わらず、募金活動をしていた。



「暑いのに、大変だね」


トモアキがガキどもを見て言う。


「ホントだ。熱中症にならないといいけど」


桃香も、同情の目を向ける。



すると、会長がつぶやいた。



「汚い金を汚い政党に戻すより、きれいな金にした方が、世の中のためになると思わないか?」


「えっ……?」



その言葉に、トモアキも桃香も、目を見張る。