「募金にご協力お願いしまーす!」 駅前では、さっきも見たガキどもが、相変わらず、募金活動をしていた。 「暑いのに、大変だね」 トモアキがガキどもを見て言う。 「ホントだ。熱中症にならないといいけど」 桃香も、同情の目を向ける。 すると、会長がつぶやいた。 「汚い金を汚い政党に戻すより、きれいな金にした方が、世の中のためになると思わないか?」 「えっ……?」 その言葉に、トモアキも桃香も、目を見張る。